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特許技術(SMT)によるツールパスの革新

OneCNC独自の特許技術(SMT)は、複雑なサーフェスやソリッドに対して演算される
荒加工から仕上げ加工までのツールパスに大きな革新をもたらします。

SMTについて
SMTとは、ソリッド及びサーフェスそのものが持つ情報をダイレクトに計算ルーチンに加えることによって、滑らかなツールパスを生成させるOneCNC独自の演算技術のことです。
これを使って生成されたツールパスは、パスとパスとの連結において非常に滑らかに接合されます。
これまでにCAMの経験がある方は、仕上げのツールパスを拡大した時に、随所にギザギザに細かく震えてしまっているのを目にしたことがあると思います。
これは、CAMの演算方法がサーフェスやソリッドの持つ情報ではなく、内部的にポリゴンなどに変換されたべつモデルから演算を行なっていることが原因です。
特許技術(SMT)に基づいて計算されたOneCNCのツールパスでは、サーフェスやソリッドの持っているオリジナルの情報から直接パス計算を行なっていますので、非常な滑らかで綺麗な仕上げのツールパスが生成されるのです。

一般的なCAMのツールパス(SMTなし)
下の絵のツールパスは、皆さんがよくご存知のCAD/CAMで出力したものです。
ズームアウトした状態では一見、綺麗なパスに見えるのですが、ツールパスを拡大して見ると、随所にギザギザに細かく震えてしまっている箇所が見受けられます。
この状態では、高速加工機への対応はおろか、仕上げ面にも重大な影響を及ぼしかねません。

OneCNCのツールパス(SMTあり)
下の絵は加工条件を上記と全く同条件に設定されたOneCNCで出力したツールパスです。
上の絵と見比べるとそのツールパスの美しさが一目瞭然です。
この違いは実際の切削結果で比較しても明らかで、ほとんど手磨きを必要としない美しい加工面が出来上がります。

SMTのもたらすメリット
SMTは、ツールパスとツールパスの間隔を保つように計算されますが、結果として機械加工において真の優位性を見出すこととなりました。
滑らかなツールパスのお陰で、高速加工機が送り速度を保つことができるようになります。
言い換えると、ツールパスの滑らかさこそが、高速加工の真の能力を引き出すものであると言えます。
さらに、SMTによってNCコードのファイル容量を大幅に削減するばかりか、加工精度についても50%以上も引き上げることができるようになるのです。

 



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