ユーザー事例
  〜 株式会社ガモウ鉄工所

OneCNCを20台一挙に導入し、社内のCAD/CAM環境を統一
 
 〜「社員全員に創意工夫の意識が芽生えてきました」

岡山県倉敷市にあるガモウ鉄工所は精密機械部品から船舶用ディーゼル機関部品まで、大小様々な機械部品の金属加工を行っています。
早くからコンピュータを取り入れ、NC加工、CAD/CAMの実績を積まれてきた企業です。

2010年早々、OneCNC ミル製品(3次元)10ライセンスと、旋盤製品10ライセンスの合計20ライセンスをネットワークライセンスとして一挙導入し、新たな試みをスタートしました。

今回は、OneCNC導入から数週間経過した当社をご訪問し、導入直後のご使用状況などについてお話をお伺いしました。

今回OneCNCをネットワークライセンスで導入するにあたって、工場内に新たに無線LANを構築するなど社内システムの環境整備に力を入れらているようですね。

花田氏(システム管理担当):そうですね。社内には24時間無停電の専用サーバーを置き、独自に生産管理システムも導入しています。タイムカードと連動した労務管理と製品の進捗管理などをあわせたシステムなのですが、こうした取り組みはオフコンの時代(1990年代)から行っています。
このシステム自体、開発そのものは地元ソフトウェアハウスにお願いしたのですが、このシステムを元にパッケージ化し、一般にも販売されました。


岩端氏(CAD/CAM担当):ただ、NCの方は、FanucPGの時代からですから、それよりもずっと歴史は古い訳ですが、実は今回OneCNCを導入するまでは、会社全体というよりは、それぞれの担当者が個別に使っているといった側面が強く、会社全体としては、あまりまとまってはいませんでした。

AutoCADを使っている者がいれば、マクロ(FANUCのAPT)の達人もいるといった状況ですね。
複雑な形状でCAD/CAMが必要な加工については、主に私のところで引き受け、Gコードを作成して返すといった役割分担を行っていました。


今回 CAD/CAMの導入検討を始められたのは何がきっかけでしたか?

岩端氏:実は現場からの声がきっかけなんです。
新たに旋盤を担当することになった熱田君からの相談が始まりでした。


熱田氏(加工現場担当者):はい、それまではマシニングの担当をしていたのですが、旋盤を担当することになり、引継ぎをしました。前任者は交点ポイントやノーズRの計算などを手計算で出していたんですね。私はCAD/CAMを経験していましたので、こりゃたまらんと(笑)。
そういう訳で相談したのが始まりです。

岩端氏:最初はこれまで使用してきた他メーカーのCAD/CAMソフトの旋盤モジュールを追加しようかと考えたのですが、検討しているうちに話が膨らんで、「これからは3D加工も対応できた方がいいだろう」「みんなが使えるように複数台導入した方がよいだろう」となってきました。

それでメーカーを呼んで、10名くらいの加工担当者が集まり、セミナーみたいなもの開いたりしていたのですが、そんな中で熱田君がOneCNCを見つけてきたのです。


熱田氏:はい、インターネットで調べて見つけたんですが、3DCAD/CAMまでできて、旋盤モジュールもあり、価格も安く、LANで10台まで使用できる。これはいいんじゃないかと。


岩端氏:それまで使用していたCAD/CAMソフトを増設する案も含めて、他の低価格な2.5次元CAD/CAMなども色々と検討したのですが、3Dに完全対応していなかったり、ネットワークライセンスに対応していなかったり、何より10台同時接続でこの価格は他にはなかった。
しかし、決定にはすごく不安だったんです(笑)。


どのような点が一番不安でしたか?

岩端氏:他の商品については営業の方に来社デモをしてもらって詳しくその場で質問をしましたが、OneCNCではインターネットと電話のみでの検討でした。
もちろんインターネットを通してリモートでのデモンストレーションを何度も見せてもらいました。
それで機能と特徴はわかりましたが、サポートはどうなのか、ポストはどうなのか、バグ対応は? などカタログなどに出ない部分がわからない。

それで機械商社に聞いたりインターネットでも調べたんですけど、悪口がない。
悪口の一つ二つあった方が逆に安心するじゃないですか(笑)

しかし、最初はあまり関心のなかった現場担当者も段々乗り気になってくるし、
専務などはパソコンを含めての月々リース料を「ポケットマネーでいけるじゃないか」などと
OneCNCの導入に向けて私にプレッシャーをかけてきました(笑)。


花田氏:そしてCAD/CAM室に一台と、加工現場のNC加工機の横にそれぞれノートパソコンを置き、無線で社内LANに接続する形が実現することになりました。


ご導入からまだ間もないですが、現時点での感想はいかがですか?

岩端氏:満足しています。導入時にみんなで講習を受けたのですが、その直後からは、それぞれの担当者が自分なりに工夫して、各自の作業で使い始めていました。


※工場には多数の加工機が稼働していますが、それぞれの加工機のすぐ隣にはノートパソコンが置かれ
 それぞれの担当者がOneCNCを積極的に活用している様子が印象的でした。



岩端氏:当初よりマクロを使いこなし3D形状をつくっていた担当者も今ではOneCNCを積極的に使っていて、OneCNCで3Dモデリングをし、HSMツールパスを使って、既にいくつもの製品を仕上げています。
 

まだ全ての機能を完全に使いこなしている訳ではないので、まだまだ工夫の余地があると思いますが、短い時間で製品ができたことで、現場担当者の意欲が違ってきているのを感じます。
3次元CAD/CAMを使うことでそれぞれに創意工夫の意識が芽生えてきているのだと思います。

私の方では、ポストプロセッサが自分で工夫できるので助かっています。
これまでのCAD/CAMでは有償でメーカーにお願いして、変更の際には2日〜1週間待ったり、またそこから修正が入ったりしたのですが、うちの会社のようにNC加工機の種類が多いと困るんですよ。
不安だったサポート面やその他諸々も、リモートサポートによるアドバイスやメールによる対応で、完全に解消できています。


今後の展開をお聞かせください。

岩端氏:まず、導入したOneCNCを100%使いこなすことが前提です。
3Dモデリングや3D加工においては、当社なりの工夫を行っていかなければならないでしょうし、ノウハウの蓄積が必要だと思います。
そのためには、担当者が個別で技術を磨くのではなく、教えあう、競争するなどの意識が必要だと思いますが、今回OneCNCを導入したことでそのベースができたのだと思います。
それからその他に若い担当者もいますので、CAD/CAMを使える人材をもっと増やして行きたいですね。


【参考:当社の社内ネットワークイメージ】

※当社の本社とCAD/CAM室、工場内の全てのPCがネットワークでつながり、
 社内のどこにいてもCAD/CAMが使える環境が整っている。



▼ユーザープロフィール
■社名:株式会社ガモウ鉄工所
■代表者: 代表取締役 蒲生隆
■従業員数 49名
■所在地: 岡山県倉敷市中島726-2
■TEL :086-465-1337
  
【事業内容】
・食品包装/製造機械の製作
・舶用ディーゼル機関燃料ポンプ等の部品
・製鉄製鋼圧延機械の補修部品
・自動車製造用治工具の部品
・カークーラーの部品製造
・他

【導入製品】
OneCNC Mill Advantage ×10台
OneCNC Lathe Professional ×10台
※ネットワークライセンスにより、ミル10台、旋盤10台の合計20ライセンスを導入。



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